主婦やママさん向けにも副業として広く広告されるようになった「WEBデザイナー」。
場所や時間に縛られずに、自由度の高い働き方ができる・・・そんなキラキラしているイメージをお持ちの方が多いとおもいます。
ただ、実際現役の私からしたら「ちょっと違うかも?」と思うところもあるのです。
今回は、現役WEBデザイナーの視点でWEBデザイナーに「向いている人」の解説をしたいとおもいます。
プロのWEBデザイナー視点から見た!WEBデザイナーに向いている人
早速いきましょう。プロのWebデザイナーが考えるWebデザイナーに向いている人は、以下の7つです。
- トレンドや新しい情報などを常に収集できる人
- 勉強が好きな人、し続けられるひと
- デザインが好き、コーディングが好きなど、WEB制作が好きで楽しめる人
- コミュニケーション能力が高い人
- 自分のしたデザインやコーディングを言語化して説明できる人
- お客様のために、WEBサイトを作れる人
- 常に新しいことにチャレンジできる人
トレンドや新しい情報などを常に収集できる人

WEB制作の現場は、常に新しい情報が溢れていて、それをうまくキャッチし、自分の力にしていかないと続けていけません。
1年経てば、いろんなことが変化します。
ソフトのバージョン、デザインやコーディングのトレンド、言語のアップデート、CMSのアップデートなど…
本当に目まぐるしく変わっていきます。
私は、有益なことをポストしてくれるX(旧twitter)のユーザを何人かフォローしています。
最新情報の他に、ためになる知識も発信してくれているので、自分が興味を持てるユーザを探してみましょう。
勉強が好きな人、し続けられるひと
自分の仕事に関する勉強が好きな人、勉強をし続けられる人は、この業界で強いです。
いつまでも古い知識や、ずっと同じことしかできない人はWEBデザイナーとしての将来は期待できないでしょう。
WEB制作ではいろんな言語があったり、トレンドがあったり、新しい見せ方のアイデアがあったりと、どんどんレベルアップしていかないと、今ある技術だけではどんどん取り残されていきます。
特に今ではノーコードツールなど、新しいWEB制作の方法が出てきています。
今の知識や技術はもう必要ではなくなるかもしれません。
そうならないように、新しいことの勉強を常にしていく必要があります。
WEBデザイナーになるために最初に勉強したからもうそれで大丈夫、ではないのがこの業界の技術者の現実です。

私は子供を寝かせてからも自分のスキルアップに時間を使っています。
デザインが好き、コーディングが好きなど、WEB制作が好きで楽しめる人
好きは、強い!
それはどの業界でも、どの職業でも有利なことですが、特にこの業界では本当に感じます。
好きな人は、レベルアップやスキルアップがものすごいスピードでできるし、しかし本人たちは努力したつもりはない、好きでやってるだけ、という感じ。
WEB業界、趣味の延長でやっている人がとても多いです。
そして、そういう人には、そうではない人は到底及びません。
私自身もWEB制作が大好きすぎて、「新しいことを覚えたい!」「これができるようになりたい!」という思いでいるので、毎日夜更かしして勉強することすら、とても楽しみを感じてしまうのです…

でも夜更かしはオススメしないぞ!
コミュニケーション能力が高い人

一般のイメージでは、PCに張り付いて作業だけをしている人と思われがちですが、本当はコミュニケーション能力はとても重要です。
特にフリーランスでやっていこうと思っている方は、制作業務よりも営業や打ち合わせ、ヒアリングが重要度が高くなります。
社会人としての最低限のコミュニケーション能力はもちろんですが、仕事をもらって、お客さんの希望以上のサイトを作るためのヒアリング力が重要になってきます。
コミュニケーションは苦手だけど、WEB制作が好き!やりたい!という方は大きめの制作会社の制作部門に入ると制作に没頭できるかもしれません(会社によります)
自分のしたデザインやコーディングを言語化して説明できる人
実は重要なスキル、言語化。
デザインはセンスと思われがちですが、実は論理的です。
理由のないデザインなんてありません。
そして、「かっこいいから」「最近っぽいから」などは理由にはなりません。
デザイナーとしてデザインするにあたっては、全てに意味のある、成果につながるデザインをする必要があります。
- なんで青にしたのか?
- なぜ明朝体を選んだの?
- ここの角丸の意味は?
- ここに人の写真を持ってくるのはなぜ?
自分のしたデザインに、このような質問が来たときに、答えられるくらい、一つ一つに意味のあるデザインをし、そしてそれを言語化してお客様に説明できるスキルが必要です。
言語化オススメ書籍
お客様のために、WEBサイトを作れる人
とても当たり前のことですが、お客様のことを考えて、お客様のために作れることは重要です。
どういうことかというと、実はWEBデザイナーになりたての人で多いのですが、「自分の好きなデザイン」をしてしまうことがあるのです。
極端な例ですが、かっこいいデザインが好きで、でもお客さんはやすさを売りにした商品のサイトを作って欲しい。
だけど、かっこいいデザインにこだわりすぎて、クールで高貴な感じになってしまった。
きっとみた人は商品に「高価なイメージ」を抱くでしょう。
果たしてその商品は売れるでしょうか。
デザイナーなら当たり前ですが、初心者には多いです。
自分のためではなく「お客様のためをとにかく考えたサイト」を作れる人が真のWEBデザイナーなのです。
常に新しいことにチャレンジできる人
前半でも書きましたが、WEB業界は常に新しい知識を更新していく必要がある職業です。
そしてそれは、本を読むだけでは得られない、技術的なことが多いです。
技術スキルを高めるには、もちろん手を動かすことが重要です。
新しいことに、常にチャレンジしていける人は、WEB業界で生き残っていけるでしょう。
WEBデザイナーに必要なスキル

WEBデザイナーに必要なスキルは以下です。
- デザイン力
- プログラミング力
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
- 自己学習能力
デザイン力
Webサイトは、デザインが重要な要素です。ユーザーに興味を持ってもらうためには、美しく機能的なデザインが必要です。
見せ方、構図などはとにかくいろんなサイトを見て研究しましょう。
プログラミング力
Webサイトは、HTML/CSS/JavaScriptなどのプログラミング言語を用いて構築します。Webサイトを制作するためには、プログラミングの基礎知識が必要です。
プログラミング能力は、一朝一夕で習得できるものではありません。
また、一度習得したからもう勉強しなくて良いものでもありません。
かなりの努力が必要になりますが、楽しんでやれるとベストでしょう!
コミュニケーション能力
Webデザイナーは、クライアントやチームメンバーと協力して仕事を進めます。そのため、円滑なコミュニケーション能力が求められます。
また、フリーランスを目指している場合は、営業・ヒアリングなどで、見込み客やクライアントと密にやりとりをするコミュニケーションの能力が必須になってきます。
問題解決能力
Webサイトの制作では、さまざまな課題が発生します。問題を解決するためには、論理的思考力や粘り強さが必要です。
プロでも、プログラムがうまく動かず苦戦するのはよくあることです。
質問サイトやchatGPTなどを利用しながら、現れた壁を乗り越えられるスキルが必要です。
自己学習能力
Webデザインやプログラミングは、常に新しい技術やトレンドが生み出されています。そのため、常に新しい知識やスキルを身につける意欲が必要です。
まとめ
WEBデザイナーに向いている人の特徴は掴めましたか?
もしまだ不安、だけど興味がある!という方は、無料で始められるプログラミングスクールをオススメしています!
ぜひチェックしてみてください!